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「親亡き後」の第3者対抗策を [成年後見人が必要です]

AさんはIT関連企業のプログラマーでした。永年連れ添った奥さんとも別れ、二人居た子の姉は奥さんが引き取り、関西方面に嫁がせました。重い障害を持って生まれた弟(長男)は父のAさんが引き取り、施設に預け生計を立てる事に致しました。忙しい仕事にも拘わらず、施設の行事等には積極的に参加する等大変吾が子を思う心の強い方でした。自身の健康にも気配りをする方でしたが、業務上徹夜になる事も多く、独身と云う事も重なって、気が付いた時には、既に胃癌に侵され手遅れだったそうです。ご自分の亡き後に独り残される長男の事を思い、多額の生命保険にも加入して居ったそうです。ご自身の亡き後の事は全て実兄に託し、息を引き取られたそうです。後を託された兄さんが相続の手続を開始するや、関西方面に嫁がれた姉より、”弟は自分が引き取り面倒を看るので、保険金を含む遺産は全て相続したい”旨の申し出が有り、相続の手続を任されたAさんの実兄は、処理に困り、全てを件の姉に任せる事になさったそうです。処が、全てを任された姉は、面倒を看るどころか、事も有ろうに、弟を引き取るや家に連れて帰りもせず、今迄弟が生活していた場所近くの施設に預けてしまいました。其の後姿も見せず、障害を持った弟さんは、今ではオシメを付けられ、全く変わり果てた姿で生活をしているそうです。亡くなられたお父様もあの世でさぞ悔しい思いをして居られる事でしょう 。                   

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