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「親亡き後」の生きる手立てを! [地方と国家の政策が正反対]

障害者自立支援法が見直され、支援費が「応益より応能」に変り、所得税の掛らない範囲の利用者の自己負担金は廃止されると伺っています。施行猶予期間は平成25年8月までと聞きます。我が県では本年度の予算から「経過的心身障害者小規模福祉作業所の運営」や「NPOパワ-アップ」に係わる補助金が廃止されました。或る小規模作業所では、利用者や保護者が不安に慄いて居ります。この措置で路頭に迷う障害者が出るかもしれません。一方「NPOパワ-アップ」等の補助金廃止は、漸く芽吹き始めた地域貢献の芽を摘んでしまいます。新政権の提唱する「新しい公共」に依る「自立と共生」とは完全に趣を異にする動きでもあります。

斯様に、福祉政策は支離滅裂で何処へ向かうか定かでありません。30年前同様に板子1枚下は地獄の世界に逆戻りする恐れもあります。嘗て、この荒海を乗り越える為に、障害を持つ吾が子の行く末を思い、親達が協力して作った船が薄光会です。この船を選び子を託す保護者は全て運命共同体であり、この船がセフテイネットです。利用者が安心して「親亡き後」を迎えられる「生涯支援」を確かな形にする事が私達のミッションであると思います。

 

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